kero2021のブログ

マレーシアに、痴呆の母と共に親子留学中。そんな3人の日常を描いた奮闘記。

ちびケロさんの言うことにゃ ~その7~

今日は朝から、学校の見学に行った。

日本に帰るにしても、マレーシアに残るにしても。

あと2年したら中学生だ。

ママのお友だちの家族と車で出かけた。

とても遠かった。

でも、入口を入った瞬間、大好きな焼き芋の特大を食べた時みたいな気持ちになった。

帰ってきてからママの別のお友だちに言ったら、笑って喜んでくれてた。

 

でも、残念なこともあった。

おばあちゃんが一日部屋にいたせいで、怒りスイッチがオンになってしまった。

ママと買ったシードルと小籠包。

「こんなもん、食ってられるか!捨てろ!!」

私が選んだお土産の手帳も、「ゴミ箱に捨てとけ!!」と言った。

ママもさすがに怒って怒鳴ってた。

「私がどんな思いで、朝から支度をしたと思ってるの!!」

結局おばあちゃんは、まだ手帳が捨てられていないのを見つけ、キッチンのごみ箱に捨てた。

それを見て、ママも諦めて小籠包とシードルを捨ててた。

「ママも疲れてるんだよ。」

ママは、謝る代わりにこう言った。

すごい声と迫力に、怖くてたまらなかった。

 

でも、ママがお風呂に入ってから、

「今日はママといっぱいギューしたい」

と言ってみた。

ママは理由を確認しながら、寂しそうに言ってた。

「おばあちゃんは、もうギューしてくれる人がいないんだよね。」

ママは、なんでおばあちゃんとはしたくないんだろう?

私は、何でもないフリをした。

でも、ママも何でもないフリをしてると思う。

本当は、みんな苦しいはずなのに。

今日はいっぱいギューをしよう。

安心して眠れるまで。